皮膚は、
外界の様々な刺激から体内の組織を守っているだけでなく、
痛みや熱さ・冷たさなどを感じる、
体温を調節するなど、
生きて行く為に不可欠な働きを担っています。
皮膚を通して、あらゆる情報を得ており、
火傷などで皮膚の3分の1以上を失うと、
生命が危険にさらされるほど。
また、ここ数年の暑さで増えている熱中症も、
皮膚の役割のひとつである、汗をかいて
体温を調節するという機能が上手く働いていない事が
原因と考えられています。
健康な皮膚というと、
ハリやつやなどの見た目について
美容の視点から語られる事が多いですが、
本当に重要なのは、こうした
生命活動を守る機能をしっかりと
果たしているか、どうかということです。
皮膚は感覚器です。
感覚器としての皮膚の役割を改めて見直すことで、
健康な皮膚を維持する為に、
皮膚をつくる成分や
皮膚へ栄養を運ぶ成分を補うことの
大切さもわかってきます。
暑さや紫外線など、
皮膚への刺激が多いこの季節。
汗によって水分や体内の栄養が失われる事にも、
注意を払いましょう。
どうぞ、この記事を読んでおられる皆様が、
健康で頑強で愛情と愛嬌があり、
調和的で自由で幸福でいられますように
謹んでお祈り申し上げます。
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